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浄水機器の構成と役割

環境技研工業株式会社
1.サンドセパレーターカラム
砂上がりの多い井戸では、この装置により配管の損傷や詰まりを防止します。
2.前処理槽
薬液注入等の前に、処理システムにかかる負担を軽減するため、前処理として薬品などを使わずに下記の処理を行います。
【物理的濾過】
原水中に浮遊する懸濁物質(砂、ゴミ等)の除去 有機物等の除去
【生物処理】
原水中の鉄分、マンガンの低減 アンモニウム性窒素、硝酸性窒素、リンの低減 フェノール、合成洗剤等有機化合物質の低減 臭気の低減 大腸菌、一般細菌の低減
3.殺菌及び酸化装置
一般的には塩素系の薬液を注入します。条件の違いにより、オゾン発生装置などを利用する場合もあります。
4.急速攪拌槽
無機、有機物の酸化殺菌処理効果を上げるため、サイクロン方式により接触時間の確保・薬品の混和を確実に行います。その結果、凝集物が低部に沈降し、ドレーン口より排出されます。
5.沈殿槽
酸化された有機物等を沈殿させるための装置です。
6.浄水濾過槽
沈殿槽で沈殿しきれない微小な酸化物等の除去、薬品の臭い、苦さ、渋さ、色度等の調整をするための浄化槽です。
7.高度浄水濾過槽
粒状活性炭、麦飯石セラミック、マイナスイオンセラミック、銀活性炭等の濾材を用いて、高度浄水を精製します。
この槽では、除去対象物質の分子量や疎水性、濾材の細孔分布によって吸着能や寿命が異なるので、効率の高い濾材を選定しています。
8.軟水装置
一般に日本の水は硬度が低いので、この装置を利用することは特に多くありませんが、高圧ボイラーを利用する工場をはじめ、美容院・ホテル・レストラン等でも利用されることがあります。
9.後塩素注入器
高度浄水濾過槽において、殺菌剤は全て除去されますので、蛇口までの殺菌のために少量の塩素を注入します。
10.KAGMAC(磁気防錆器)
磁力を最大限に利用した弊社独自の製品です。給水・給湯管・冷却水経路における、防錆・赤水の防止、スケールの発生・付着防止、スライム発生・付着防止などに高い効果を発揮します。
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